プランニングのポイント
kinoie 平牛の家
耐久性とメンテナンス性の両立を図ったガルバリウム鋼板製のオフブラックの外壁に、地元糸魚川産のキノイエオリジナル・カットの杉板の組み合わせが美しい外観デザイン。中に足を踏み入れると圧密処理された無節の無垢杉フロアがひときわ目を引く明るい空間。ソトとナカをつなぐ土間~ゲヤ~離れの空間が、建物の延べ床面積以上に広さと使い勝手を実現しています。まさに、小さくつくって大きく暮らす。キノイエの魅力を最大限具現化した住まいです。
ワンフロアで広々使う1階LDK
圧密処理され、まるで浮造りのような足触りがとても心地よい無垢の杉フロア。無節の表情が非常に美しく、年数をかけて赤みが出てくるとさらに深い表情になります。キノイエ・オリジナルの地元糸魚川産杉の幅はぎ材を使用してつくられたテーブルは、デザイナー家具に負けない完成度とデザインを実現。天板は地元製材屋さんと共同で幅はぎ材の美しさを最大限に引き出す配列とピッチで構成されています。
開放的な2階プライベートホール
完全なプライベート利用として必要な機能を凝縮した空間。水回り機能を2階に設置することで、お風呂~着替え~就寝~起床~身支度(シャワー/朝浴)など、一連の行動を1フロアで行えるスタイルに。同時に、水回りが2階へ移動したことにより1階の自由度と利便性を高めることを両立させました。また、天井全体に広がる杉板がぬくもりのある空間を演出しています。
ソトとナカをつなぐ空間デザイン
ナカとソトをつなぐハブのような位置づけの存在の「離れ」。3坪弱の小さなスペースにも関わらず、想像以上に利便性が高い、満足度の高いフリースペースです。キノイエの外装に使用されている木板は、地元糸魚川産の杉板を使用。上越モデル同様、このサイズの幅材はキノイエのためだけにしか出荷しないキノイエ・オリジナルデザインです。その杉板と非常に相性の良いオフブラックの外壁は、ガルバリウム鋼板製。メンテナンス性とコストメリットを両立したチョイスです。
- 延床面積
143.8㎡(43.49坪)
- 構造
木造一部アルミ2階建て
- 施工エリア
糸魚川市平牛地内
- 断熱性能
Ua値0.60W/㎡・k
- 気密性能
C値0.3㎠/㎡