木の家の春

皆さんこんにちは、上越店西山です。

すっかり暖かくなり、スタッドレスタイヤを変えると上越の長い冬もようやく終わった気がします。

 

 

春は芽吹きの時期、塩屋新田の家もこれから庭の木々が元気になる時期です。

木々が元気になると鳥が遊びに来て庭で休んでいきます。こんな町の中にありながら、鳥が庭で遊ぶ姿を見れるはいいものですね!

居間のMソファーに腰かけているとついぼーっと外を眺めてしまうのですが、庭の木々を眺めながらゆっくりできるこの窓際は私の大好きな場所です。先日は庭の椿が綺麗に開きました。山茶花にも似ていて私もどちらかと一瞬迷いました。花の散り方にも見分ける方法ががあり、花びらが散りながら落ちるのはサザンカ。 花ごとボトッと落ちて、散らないのがツバキ。

 

かつて武士はその散り方から縁起が悪いとツバキを嫌ったものですが、新潟県ではユキツバキが県の木に指定されていますね。

枝が細くしなやかで雪の重みにたえ、雪の中でも緑を見せる生命力を持ち春には深紅の花を咲かせることから、県民性を象徴している雪国に春を告げる花として親しまれています。

余談ですが、定食につきもののお漬物など切り物の枚数が二切れが多いのも武士が縁起を気にする所からきたそう。理由は「一切れは、人切れ  三切れは、身切れで縁起が悪い。」地域によって様々なようですが、小さい頃に父から聞いてから今でも定食屋さんでは漬物の枚数に目が行きがちです。

さて、話を戻しまして・・・塩屋新田の庭の木が植えられたのは2016年の9月。

2016年9月の庭  当時のブログ 庭づくりの重要性

 

2023年8月の庭

 

時折、剪定を行いますが丸7年ともなると木々も大きく成長します。

前回の住まいる定期便(vol.57)でも、kinoie春日野の家のオーナー様が庭やウッドデッキでソトと繋がる暮らしを楽しむ様子を紹介しましたが、やはり緑のある暮らしはいいものです。

町の中にありながら、限りなく自然との調和を楽しみ、暮らしの豊かさを存分に味わう事のできる木の家。フルオープンで外や庭に繋がる大きな窓は本当に心地がいい。

もう少しすると芝も元気になって青々とするのが今からとても楽しみです。

 

西山