新光町モデルハウス日記⑧「地元産の床板をていねいに仕上げる」
先日おかげさまで無事に新光町の家が完成しました。
その完成する直前、スタッフ4人で床板の塗装をしてきました。
新光町の家では、カネタ建設の本社がある、糸魚川産の杉の床板を使用しています。
その床板に、「キヌカ」という自然塗料を染み込ませた布を使って、床板1枚ずつ丁寧に塗装してきました。
誰でも簡単に塗ることができ、セルフメンテナンスが可能なため、きれいな状態を長持ちさせることができます。1~2年に一度、ご家族で年末の大掃除の日に塗るなど行事にしても楽しそうです。
使用しているキヌカという塗料は、米ヌカから出来ています。そのため人肌にも優しく、赤ちゃんがなめても大丈夫な塗料です。
また、溶剤が含まれていないため、においがなく、ずっと杉の香りを楽しめます。
仕上がりは、ワックスのように塗膜を作ってピカピカになるのではなく、塗料を木に浸透させるので、木の素材を活かし、やわらかな光の反射によって、目に優しいしっとりとした仕上がりになります。
毎日触れる床だからこそ、身体に優しく、心地よい足ざわりに。
休みの日は居間で家族みんながころころ日向ぼっこしてくれたらいいな・・・とか、いつかこの家に住んでくれる人を想いながら、仕上げました。