きめ細かなアイデアが生きる、本のある暮らし
~ オンリーワンの暮らしを訪ねて ~
CASE*01 / Aさん一家の住まい
Only One Life Style / CASE*02<scene.3>
≪大きなキッチンと
読書コーナーに
家族が集うモダンな住まい≫
ご主人が当初からイメージしたのは、2階は友人を迎えるパブリックな場として吹き抜けのあるLDKを置き、1階は個室や浴室などのプライベート空間を配置するという間取りです。
住まいのそこここにちりばめた、独創性豊かなアイデアの数々には驚かされるばかり。たとえば玄関のクロゼット。ツナギ服やカバンなどご主人が仕事で使うものはここが指定席です。帰宅したらクロゼット前で着替え、棚の洗濯物ボックスへ。子どもたちの靴下やハンカチもクロゼットに整理しています。また、家族用トイレは1階洗面室内。なんと扉のないオープンなつくりです。
「使うのは家族だけだから問題なし。限られたスペースを有効に使おうと思って。収納の位置や棚のサイズなども一つひとつ、設計士さんと一緒に考えていきました。」
読書コーナーも膨大な量の本を収納できます。正面の棚は7段。高い位置の本を取るハシゴもセットしてあります。右側は陽射しを避けて棚を配置していますが、「ここ、裏にも秘密の部屋があるんです」と奥様。本を出し、背板をはずすと・・・、読まなくなった本をたっぷり置ける広い屋根裏部屋が隠されているのです。さらにコルクの床下は全面収納。またリビングとの段差に設けた階段を開けると、子どもが毎日学校に持って行くための本が並んでいます。
読書コーナーに上がる低い階段も、踏み板を開ければ本が
今では2人の子どもたちはすっかり読書好きに親子での本談義もしじゅうです。奥様は読み聞かせの会を主宰するほか、小学校などで図書室の整備や利用促進のアドバイスをしたり、地域の新聞に本紹介の記事を書いたり。2014年には図書館司書の資格も取りました。
「パン教室はいつになるかわからないけれど、今は広いキッチンで、娘と一緒に料理しながら本の話を楽しんでいます」
と笑う奥様。
暮らしの中心に本がある、アイデアあふれる美しい家――。それは、Aさん一家の思いが作り上げた、世界に一つの愛着の住まいです。
―きめ細かなアイデアが生きる、本のある暮らし―
ご家族のお勧めの本を囲んで。
車のことはご主人、本については奥様にいつも相談しています。お二人の役割バランスが絶妙に生きた住まい。お訪ねするたびワクワクしますね。(猪又)
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スタイリッシュな空間と好きなものに正直な暮らしにとても惹かれました。
何年経っても色褪せない暮らし方。
他の誰かでは実現することのできない、Aさんご家族だけのオンリーワンの暮らし方。
私たちの「オンリーワンの住まいづくり」。
これからも、笑顔いっぱいのお家にしてください。
・・・・・ 【 CASE*02 / Aさん一家の住まい 】 完結 ・・・・・