ハイブリッド剣道
先日、1月13日(日)に新潟県小学生強化錬成会へ(燕市分水総合体育館)
行かせて頂きました。
子供会で賽ノ神のお手伝いがありましたが、当然の如く、剣道優先。
チームの5年生担当の先生が、部落の決め事があるとの事で
初めてY先生が5年生チームの監督となり、付いて下さいました。
ドキドキしながら、一生懸命負けないように必至な5年生。
暫くそれを見ていてY先生は
「何で負けないんだ?いいから負けろって!」
と何度も言うんです。
更にY先生
「お前達がやりたいのは、勝つ剣道なのか?
それとも負けない剣道なのか?」
・・・・・メッチャ深い。
『勝つ剣道』 と 『負けない剣道』
同じようで全く違う。。。
『勝つ剣道』は、相手より先に速く打つ とにかく攻める。
(相手より一瞬でも遅ければ、当然負ける)
『負けない剣道』は、初めから相手が打ってくる技を返す事を狙う
(小学生レベルでは、勝つ確率は高い。)
事実、素人目で見ても、上越地域の5年生は『負けない剣道』で負けない子が何人もいます。
それをするには頭の回転の速さも関係しているようなので、
うちの次男には向いてないんですけどね
とは言え、運動神経もイマイチなので『勝つ剣道』も怪しい
お正月のTV番組で、子供のスポーツの才能を伸ばす方法をやってました。
1.何よりも子供自身が「根拠のない自信」を持っていること
2.そして親は子供自身の「根拠のない自信」をうまく褒め、「努力」させること
次男は、勝つとすぐに調子に乗ります
そこをウマ~く持ち上げつつも、ちょっとだけ落とし、
稽古を一生懸命させる。
試合では、バカな負け方をしても叱らない(ム、ムズカシイ)
『勝つ剣道』 と 『負けない剣道』 の両方を兼ね揃えた
『ハイブリッド剣道』を目指す
(何だか除湿機みたいですが)
子供の伸ばす為に、これからは親も努力と辛抱です。
Nakamura