奥さまの希望でリビングに設けた読書コーナー
~ オンリーワンの暮らしを訪ねて ~
CASE*01 / Aさん一家の住まい
Only One Life Style / CASE*02<scene.2>
≪大きなキッチンと
読書コーナーに
家族が集うモダンな住まい≫
奥さんの出身は神奈川県。糸魚川で自動車整備会社を営む家に生まれたご主人と結婚し、ボランティアとして子どもを対象とした読み聞かせの会をはじめたのは長男が誕生した頃でした。
「もともと本が大好き。近隣の子どもたちに絵本を読み聞かせできればと思って、月1回、公民館で部屋を借りることにしたんです」
そこには子どもたちだけでなく、地域に知人が少ない転勤族の主婦たちにとっても、本を通して語り合える貴重な場になりました。奥さんはやがてJPIO(出版文化産業振興財団)の読書アドバイザー資格も取得。新潟県から講師の仕事も依頼されるようになってきました。
リビングの横に設けた読書コーナー。コルクの床に座って読むのも快適
当時はアパート暮らしだった一家が念願のマイホームを考えはじめたのは、今は中学3年生の長男が小学校に上がる直前、長女はまだ3歳の時です。ご主人の実家の土蔵を解体し、その場所に建てることになったのです。
ご主人は高校時代の同級生だったカネタ建設・猪又社長に相談。「施工事例を何軒も見学し、ここなら大丈夫と確信したんです」とご主人。
ムーミンや小さな木の家。北欧風のモチーフが奥さんのお気に入り
基本の間取りはご主人自身で作り、カネタ建設の設計士と相談しながら精密なプランにしていきました。その中で、奥さんの希望を大きく生かしたのがキッチンと読書コーナーです。
キッチンは奥さんが大好きなイルベ社のガスコンロを中心にプランした
リビングの端に段差をつけて設けた読書コーナーは、本棚に囲まれた小さなスペース。床は、座って読む時も肌ざわりがいいコルク。やわらかいので、うっかり本を落としても傷みません。ここに並ぶ絵本を子どもと一緒に読み、また子育ての仲間との会話を楽しむため、完成した家には多くの友人たちが集うようになっていきました。
― 奥さんの希望でリビングに設けた読書コーナー ―
・・・・・・・ 次回へ続く ・・・・・・・
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【 次 回 】
Only One Life Style / scene.3
CASE*02 / Aさん一家の住まい
沢山のアイディアが生きる快適な住まい。
スペースを無駄にしない大容量の収納。
素敵な読書コーナー。
本を出すとそこには「秘密の部屋」が・・・・!?
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次回もお楽しみに♪