建設業界用語の変わった呼び方
おはようございます
もう、9月ですね
朝方は、うっすらと寒さが感じられ、布団が恋しくなります
ですが、昼間はまだ日差しが強い日もあるので油断は大敵ですよ!
さて、話は変わりますが
建設業界の用語には、変わった呼び方をする道具や工程が結構あったりします。
そして、その中でも意外と多いのが「生き物」の名前が入ったもの。
今日のテーマは「建設業界用語の変わった呼び方 (生き物編) 」のご紹介です♪
① 蝶番 (ちょうつがい)
これは、良く耳にする物ではないでしょうか。
この蝶番は、開き戸や開き蓋などの開く建具を支えて開閉できるようにする部品です。
字違いで、「丁番 (ちょうばん)」とも呼ばれることもあります。英語では「ドアヒジン」と呼ばれるものです。
なぜ、蝶なのか・・・?
こう呼ばれるようになったのは、蝶番を開いた形が、羽を広げた蝶に似ていたからという理由だと言われています。
蝶番 (ちょうつがい)
羽を広げた蝶
蝶に例えるなんて、なんだか素敵ですね
② キャットウォーク
なぜか猫は、飛び乗ることができる高さの細い道が好きで、木塀やブロック塀の笠木の上などを自分の通り道とします。
そこから、高所用の狭い通路、狭い足場のことを「キャットウォーク」と呼ぶようになったといわれています。
この場所は、学校の体育館などに点検や修繕の作業のための通路として良く見受けることができます♪
体育館のキャットウォーク (赤丸部分の通路)
塀の上の猫ちゃん
なんともかわいらしい呼び方ですね
③ 鳶 ( トビ)
鳶は、「鳶職」という職業の名前のことを言い、鳶職のお仕事は、高い場所での仕事や基礎工事・足場の架設・棟上(軸組の組み立て)などです。
なぜ、鳶と呼ばれるようになったかというと、上棟の際などに建物の梁から梁へ飛び移った姿が鳥の「鳶(トビ)」に見えたからだと言われています。
鳶と呼ばれるようになったのは江戸時代からで、「 鳶職 」自体は飛鳥時代からあったとも言われています。
飛んでる鳥の鳶
鳥の鳶から呼ばれるようなるってかっこいいですね
他にも 「蟻 (アリ) 」 や 「虎 (トラ) ロープ 」 など、たくさんの用語に生き物の名前が使われています。
こういった用語が使われているのを知ると、建設業界が身近に感じられる気がしますね
建設業界用語も知ってみると結構面白いですよ!
ご覧いただきありがとうございました