お家の主役は…??
2017_03_24
カテゴリ:女性設計士の建築奮闘レポート!_No.08
タイトル:お家の主役は…??
こんにちは、長崎です。
前回の予告通り、今回は屋根の仕上げ材についてご紹介します。
前回のブログでもチラリと出てきた下の写真・・・
これが今回の主役たち。
ひとえに屋根仕上げと言っても、種類は実に様々。
瓦屋根や金属屋根など本当にたくさんあるんです。
全てを紹介していると日が暮れてしまうので、いくつか抜粋してご紹介します。
まずは瓦屋根。
「瓦屋根と言えば、日本でしょ!」
・・・実はそうでもないのです。
世界にも瓦屋根は存在します。一度各サイトをご覧になってみて下さい。
瓦1つとっても世界にこんなに種類があるのかと驚きます♪
そして日本にあるのは「日本瓦」。
日本で作ったから、「日本瓦」。 ・・・そのままです。
ただ、デザインは実に多彩。
よく見る和風のものから洋風までたくさんあります。
これもぜひ一度調べて見てください!
瓦のイメージが変わるかもしれませんよ♪
そんな瓦屋根の特徴ですが、一番は建物に重厚感が出ることがあげられます。
純和風、現代和風、南欧風 ・・・
など、こだわりたい方にはお勧めです。
しかし、その反面・・・
少し高価なことがマイナス面にあげられます。
理由とすれば、瓦自体が重い為、柱・梁といった建物の構造にお金がかかってくることがあげられます。
次に、金属屋根ですが、瓦屋根に比べ比較的安価であること、軽いということが特徴です。
軽いということは、耐震性にも有利だということ。
「何だ。良いこと尽くめじゃないか。」 と思いきや
もちろんデメリットもあります。
熱を伝えやすく、塩害を受けるという点です。
何故か? 金属だからです。
暑い日に外に熱された金属、とても熱い。
寒い日に外で冷された金属、とても冷たい。
そして海沿いだと塩でサビサビに・・・ということを目にする機会があるかと思います。
「何だ。それならダメじゃないか・・・」と思いでしょうか??
しかし、この金属屋根の材料も日々改良されているのです!!
ガルバニウム鋼板屋根は耐久性・耐食性に優れているため、
海沿いのお住まいの方にもお勧めです。
ただしかし、高価になってしまうのも事実です。
ここまでご紹介してきた金属たち。
瓦棒葺きや平葺きなど、加工の仕方でさらに種類が分かれ、
その加工の仕方は屋根の勾配などによっても変わってきます。
実に多彩な屋根の形。
基はロール状になった金属の板です。
これを板金屋さんが加工して屋根を作っていきます。
加工してきたものを現場で葺いていく場合が多いですが、
長~い屋根の場合。
現場で加工することも。
弊社では見る機会が少ないこの現場加工。
たまたま弊社で行っている現場を発見。
中々見る機会も少ないと、弊社の営業さんと見学に行きました♪
ご近所の方も突然始まったイベント(?)に興味津々のご様子。
「見世物じゃないわ!」と照れくさそうにしながらも、お仕事に励む板金屋さんの姿も見れました(笑)
お家のでサインを決める時、中々主役に躍り出ないこの「屋根仕上げ」。
少し調べるだけでも、かなりたくさんの種類があります。
「こんな屋根の似合うお家に住みたい!!」
なんてご要望が、もし頂けたら・・・
カメラを向けるだけで照れくさそうにしていた、板金屋さんや瓦屋さん。
いったいどんな反応をしてくれるでしょうか??
ちょっと楽しみです♪
さて、次回は外壁の仕上げについてご紹介します。
お楽しみに♪
長崎
『 頑張ろう糸魚川。負けるな糸魚川。 』
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