釜沢用水路工事④「材料設置」

こんにちは、土木部の神喰です。

カネタ建設には地域の土木工事を行っている土木部があります。
もっと皆さんに土木の仕事を知っていただきたいという思いで、土木部の日常や土木工事のお話をブログでご紹介していきます。

今回は、前回のブログで紹介した材料(ベンチフリュームとベンチフリュームの蓋)を設置したのでその様子を紹介したいと思います。

まずは、ベンチフリュームの設置からです。設置と言ってもその場に適当に並べていくわけではありません。土を掘ってモノを設置するための場所をつくっていきます。

次に、設置するための基礎をつくっていきます。

基礎は、砕石を敷均して転圧締固めをします。自分的にはこの砕石の敷均し転圧の作業が簡単そうに見えて以外にコツが必要な作業だと思います。砕石を決まった厚みに均一に敷きならす作業になるのですが全体を平らにしないといけません。

敷き均したら写真に写っているランマープレートで転圧していきます。この作業の時に、締固めが緩い場所をつくらないように全体をしっかり締固めるのが重要になります。

この作業が終われば設置する場所の準備は完了です。

ここに設置するためのベンチフリュームを運ぶ作業になります。

今回は積み下ろしした場所から設置する場所まで距離があるのでキャリアダンプに積んで運びました。今回のキャリアダンプは足がゴムのキャタピラになっていて後ろがダンプの荷台みたいになっている重機です。

実際に設置している状況の写真です。

ベンチフリュームをバックホウで吊り上げて設置していきます。設置する時は、二人でベンチフリュームを支えて目的の位置に設置していきます。位置の微調整は、少し吊った状態にして人力で修正していきます。

設置が終わったらベンチフリュームのつなぎ目に目地を施していきます。写真のようにベンチフリュームのつなぎ目を平らに埋めていく作業です。つなぎ目を埋めるためにハイモルを練って使います。

今回は、設置までの作業をまとめました。次回は、この作業の次にすることについて紹介したいと思います。

次回の土木ブログもお楽しみに。

神喰