オレンジフェア秘話① ~建設会社の手作り感謝祭~

「地域の皆様へ感謝の気持ちを届けたい」
…2005年夏、若手スタッフたちの想いから生まれたオレンジフェア。
以来、毎年新しいテーマと全社員手づくりによる企画で運営を続け、おかげさまで今年20周年を迎えました。今では毎年恒例となったオレンジフェアですが、実は単なるイベントとしての顔だけではなく、会社内の効果や社会的な意義など様々な意味を含んでいます。

オレンジフェアが他のイベントと異なる3つのエッセンス

①完全自前主義

ものづくりが大好きなカネタ建設社員の知恵を結集し、企画・設営・当日運営まですべてを手作りかつ、自主財源で行い、徹底して独自の世界観にこだわっています。

②若手育成の舞台

オレンジフェアのリーダーは社歴5年未満の若手社員。組織編成から企画・運営まで行う、究極の社員研修です。一方ベテラン社員は部下に徹し、リーダーの指揮のもと、準備や設営を行います。

③人の展示会

オレンジフェアでは受注活動を一切行いません。この1日は、楽しみながらイベントに精励する“私たち”を見てください。子どもたちに「どんなことにも全力で励む大人たち」の姿を見てもらうと同時に、「ものづくりは楽しい」という記憶を受け継いでもらいたいと思っています。

…しかし、はじめからここまでの明確な狙いはありませんでした。
次回は、このオレンジフェアが20周年を迎えるまでの生い立ちをお話します。

つづく。

高橋