住宅の気密測定試験
2016_11_08
カテゴリ:スタッフの日常/その他
タイトル:住宅の気密測定試験
こんにちは、伊藤(美)です。
ここ最近、良い天気が続く糸魚川市。お布団を干して来れば良かったなぁ・・・と、思ってた矢先。
急に降り出し、すごい雨になりました。明日は良い天気になりますように!
さて、今回のスタッフブログは、住宅の気密についてのお話です。
カネタ建設のフェイスブックやブログても良く出てくる気密という言葉。
この気密とは、住宅の壁や窓、屋根など家全体にある隙間のことで、高気密住宅は、家の隙間が少なく、しっかり気密がとられている住宅のことをいいます。
では、どうやって家の気密を調べるのでしょうか。
概要としては、上記の通りです。
特殊な機械 「 気密測定器 」 を使い、家の中の気密性能値C値を調べます。
< C値とは? >
C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。
この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性の高いことを意味します。
C値 = 家全体の隙間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)
ちなみに、大手ハウスメーカーさんたちの平均C値は 「 2.0 ~ 5.0 」 だといわれています。
例えば、延床面積が40坪(132㎡)のお家だと・・・。
総隙間面積が 「 264㎠ ~ 660㎠ 」 、わかりやすくハガキの大きさにすると、およそ 1.8枚 ~ 4.5枚分になります。
そして、今日の午後。
雨の降り出した中・・・気密試験VS建築部 通称:モットンさんの戦いが静かに幕を開けたのでした。
測定中は、ピリピリとした緊張感が張り詰め、誰一人言葉を交わしません。
それだけ、結果に集中しているのです。
そして、結果は・・・!?
『 C値0.3 』
良い結果でした!
このお家は、年明け頃に見学会を予定しております。
また今後、詳細を紹介しますので、お楽しみに☆