ISSH(イッシュ)
糸魚川住宅認定基準とは
糸魚川の木と、
糸魚川の職人でつくる、
糸魚川の家
雪国糸魚川の暮らしにフォーカスした住宅認定基準、それが”ISSH(イッシュ)”です
糸魚川産の木材を使用することで地材地建を促進し、住宅の断熱性能別にラベルを発行することで、
糸魚川の暮らしに相応しい住宅性能を証明します。
カネタ建設は、緑でつなぐ未来創造会議(Midori Mirai MeetingItoigawa、通称:3M、さんえむ)に参画し、ISSHプロジェクトの創成期から活動を牽引して参りました。
その活動内容が評価され、ISSHは2023年7月に正式に糸魚川市の住宅認定基準として承認されました。
これからも糸魚川市の住環境と経済発展のため、ISSH認定住宅の普及活動を続けていきます。
ISSH認定の基準
ISSHでは住宅の断熱グレードにより、「標準基準★」「推奨基準★★」「先導基準★★★」の3つの認定基準を設けています。
地元の職人が伐採・製材した糸魚川産の木材を一定量以上使用し、地元の工務店が建築することで、つくり手の見える安心を提供し、糸魚川の地域経済にも貢献いたします。
性能面では、許容応力度計算による構造計算を行うことで、未曽有の災害から家族を守る強い家であることを数値で証明し、家中の隙間を表すC値の測定基準も設けることで、一次消費エネルギーが少なく、住まい手の経済負担が少ない、未来へ引き継ぐべき住まいを提唱しています。
ISSHが実現する住まい
雪国糸魚川でも暖かい断熱性能で健康で省エネな家に
糸魚川の冬も暖かく健康に過ごす
ISSHは糸魚川の冬を暖かく過ごせる断熱性能を認定基準としています。
住宅の断熱性能(Ua値)と、気密性能(C値)を測定し、HEAT20 G1/G2/G3何れかの基準をクリアした住宅がISSH認定を受けることができます。
ISSH認定を受けた住宅は、一年を通し室内環境を適切に保ち、快適で健康な暮らしをおくることができます。
光熱費を抑え経済的に優しい
ISSHでは断熱性・気密性を高めることで冷暖房費を削減し、住宅に関わるトータルコストを削減しています。
限りあるエネルギーを無駄にしない、地域環境にも経済的にも優しい持続可能な住まいを実現します。
本物の素材を使うことで長く愛される家に
糸魚川産の木材でつくる家
ISSHでは糸魚川産の木材を使用することを認定基準としています。
地域の自然が育んだ素材を使い、その地域に家をつくることで、気候風土に合った家づくりを実現します。
居心地がよく、経年と共に愛される、本物の家をつくります。
地域環境に貢献する
糸魚川産の木材を使うことで、地域環境にも優しい家をつくります。
工業製品とは違い廃盤もないため、メンテナンスが容易になり、廃棄の際も自然にかえるので地域の環境に負担をかけません。
万が一の地震にも強い命を守るシェルターの家に
許容応力度計算の実施
ISSHは構造計算の中でも最も基準の厳しい「許容応力度計算」を実施し、耐震性能を数値化することを認定基準としています。
簡易的な構造計算ではなく、柱や梁など部材それぞれを詳細に測定する許容応力度計算を実施することで、より安心で安全な住宅性能を証明します。
家族を守り引き継がれる家
大規模な地震が発生し、住宅が損傷を受けた場合、修繕や再建築には膨大な費用と労力が必要となります。生活に大きな経済的負担がかかり、心理的なストレスも増大します。
ISSHではそのようなことがないように、次世代にも引き継ぐことのできる安心安全な住宅基準を提唱しています。
糸魚川の木材と職人で作る安心できる家に
糸魚川の木材と職人で作る家
糸魚川産の木材を使い、糸魚川の職人の技術で作る断熱性能の高い暖かい家がISSHの認定基準です。地元の身近な材料を使うことで愛着をもってもえるように、そして何よりも家づくりに使用する材料の産地、建てる職人の顔が見えることは大きな安心に繋がります。
糸魚川で循環する家づくり
ISSHでは、糸魚川での「つくり手が見える家づくり」を提唱しています。これは、伐採から製材、そして建築までの全工程を糸魚川で完結するというアプローチです。
この取り組みにより、住まい手に安心感を提供するだけでなく、糸魚川地域の経済循環を促進し、地域の発展にも寄与することが期待されています。ISSHは地域経済の活性化を図る一翼を担っています。